県内6次産業化商品 NPO法人が常設ショップ開設
ジュースやジャム、調味料など愛媛県内の6次産業化商品を集めたショップ「愛顔(えがお)の食卓」が25日、松山市花園町の花園町通りにオープンした。消費者が試食をしながら、生産者と意見交換できるイベントも実施予定で、商品のブラッシュアップにつなげていく。
ショップは、NPO法人いよココロザシ大学(松山市)が運営。同法人は昨年12月~今年3月、同市湊町3丁目の銀天街商店街に期間限定のチャレンジショップを開いており、運営が順調だったことから今回常設店舗をオープンした。
6次産業化に意欲的な生産者らでつくる「ろくじすとクラブ」の会員や、JAなど36事業者の約150品を販売。かんきつのジュースやジャムのほか、トマトケチャップやアイスクリームなどが並ぶ。
店内にはキッチンがあり、商品を使った料理法を学べるイベントも計画。スタッフの男性(40)は「商品の魅力を知ってもらい、出張や帰省時などのお土産として利用してほしい」と呼び掛けた。営業は午前10時~午後7時。年末年始を除き無休。問い合わせはNPO法人いよココロザシ大学=電話089(906)5806。